会社設立
平成１８年５月１日に新会社法が施行されました。
そもそも日本には「会社法」という法律が存在していなかったことをご存知でしたか？「商法の中の一部（第２編）」と「商法特例法」、「有限会社法」という３つの法律を合わせて「会社法」と呼んでいたのです。世の中の進展にあわせ幾度となく改正が行われてきましたが、ついに小さな改正では追いつかなくなり抜本的・体系的な改正が行われました。その結果生まれたのが、「新会社法」という新たな法律なのです。
この「新会社法」によって何が変わったのかですが、一言でいうと「会社が作りやすく・使いやすくなった」といえます。
そこで新会社法を使って「何をしたいか」に的を絞って、説明したと思います。
１．新規に株式会社を設立したい方
会社設立手続きが簡単になり、設立費用も大幅に安くなりました。
また機関設計も柔軟になり、会社の実態に即した設計が可能になりました。
とりあえず起業したい。それぞれの強みを持ち寄って起業するのに最適です。
有限責任の旨みを享受しながら、組合の様な運営の出来る、「いいとこどり」の制度ですので利用価値大です。
確かに有限会社だった方は、新会社法下でも特に何もしなくても特例有限会社として活動していくことが出来ます。しかし本当に何もしなくて良いのですか？ちゃんと対応している会社との差は開くばかりです。
４．個人事業を法人化したい方個人事業を法人化することのメリット・デメリットについて考えてみましょう。